京都中京の古い町屋風情をそのまま残した白生地屋の社屋です。昔ながらの京都特有台所の通り庭を復旧したいとの要望工事です。一部改修で、おくどさん・吹き抜け部分が無くなっていました。床は京都市電の敷石を使い、おくどさんは、淡路の瓦工場に依頼し黒い煉瓦を別焼きして施工しました、火口、火袋昔そのまま作りました。材料の調達には苦労しましたが、オーナーに喜んで頂き良い物が残せました。(市)